わが家は幽世の貸本屋さん2

偽りの親子と星空の約束

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刊行日 2020/01/22 | 掲載終了日 2022/10/16

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内容紹介

現世と幽世(かくりよ)の狭間を生きる人間の娘とあやかし達が織りなす

『あったかい幻想郷の物語』待望の第二弾!


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幽世で唯一の貸本屋を営むあやかし・東雲を養父とする夏織は、祓い屋の一族という負の連鎖から解放された水明の存在を意識しつつも、今日も本を読みたいあやかしのために幽世と現世を奔走する。

ある日、東雲が何かを隠すような素振りで夏織のもとを失踪!?

日頃、ぐうたらな養父にあるまじき行動に夏織は困惑するが、どうやら行き先は「物語屋」という怪しげな職業を生業とする東雲の古い友人・玉樹が絡んでいるようで――。

あやかしの東雲と人間である夏織、人種を超えた親子愛を情感あふれる筆致で綴る、大人気あかやしファンタジーの第二弾!

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◎『エブリスタ』投稿作品になります。

現世と幽世(かくりよ)の狭間を生きる人間の娘とあやかし達が織りなす

『あったかい幻想郷の物語』待望の第二弾!


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幽世で唯一の貸本屋を営むあやかし・東雲を養父とする夏織は、祓い屋の一族という負の連鎖から解放された水明の存在を意識しつつも、今日も本を読みたいあやかしのために幽世と現世を奔走する。

ある日、東雲が何かを隠...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。※お願い※本作のゲラを読んで知るお話のオチや真相など、内容ついて具体的に触れるレビューは控えるようお願いします。発売後に読む読者へお楽しみを取っておいてあげてください。ご理解いたければ幸いです。

校了前のデータを元に作成しています。※お願い※本作のゲラを読んで知るお話のオチや真相など、内容ついて具体的に触れるレビューは控えるようお願いします。発売後に読む読者へお楽しみを取っておいてあげてください。ご理解いたければ幸いです。


おすすめコメント

1巻は発売後、たちまち3刷

異種族間の家族愛がテーマであり、登場するあやかしがとにかくカワイイので親子で楽しめます!

東雲の古い友人・玉樹や魂の管理人(?)・八百比丘尼など、新しいキャラクターも登場し、ますます広がりを見せる幽世の世界が楽しめる。


1巻は発売後、たちまち3刷

異種族間の家族愛がテーマであり、登場するあやかしがとにかくカワイイので親子で楽しめます!

東雲の古い友人・玉樹や魂の管理人(?)・八百比丘尼など、新しいキャラクターも登場し、ますます広がりを見せる幽世の世界が楽しめる。



販促プラン

◎応援レビューを特設サイトで紹介します◎

期間内にいただいた応援レビューは、刊行時に公開する予定の作品特設サイトのレビュー紹介欄にて掲載する場合がございます。

※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。

《特設サイト応援レビュー募集期間》

~2019年12月2日午前10時


◎1巻のゲラを期間限定でリクエスト公開します!※会員タイプ限定◎

2巻刊行を記念して、1巻のゲラを期間限定で公開します。

この機会に1巻から読んでみたい会員様、リクエストしてみてはいかがでしょうか?

「わが家は幽世の貸本屋さん-あやかしの娘と祓い屋の少年-」 →http://netgal.ly/4ifFuA

ゲラの受付期間:2019年11月13日~11月27日(午前11時)

対象の会員タイプ:メディア関係者、書店関係者、図書館関係者

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~2019年12月2日午前10時


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2巻刊行を記念して、1巻のゲラ...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784896379655
本体価格 ¥700 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

幽世を舞台に、人間とあやかしたちが楽しく、時には涙も誘いつつ、にぎやかに送るストーリー第2弾です。新しいキャラクターも登場し、おなじみのキャラクターも活躍しています。イケメン少年の変化やあの人の正体など、盛りだくさんでした。今後の展開が楽しみな作品です。

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幽界で貸本屋を営むあやかしを義理の父に持つ人間の少女とその少女を助けるあやかし達とのお話
幽界で貸本屋をあやかしがやっていると言う設定に
どんな話になるとかと思いつつ読み進めていくと
なんとも暖かいファンタジーでした
冒険と呼べる活躍もあり凄く楽しめました

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それぞれの想い人へ。
この胸いっぱいの愛を。


【幽世の貸本屋】を軸に繰り広げられる、ハートフルストーリー第二弾。

前作と比べるとコメディ要素は抑え目でややシリアスな方向性となっており、
引き続き登場の主要人物達と新登場のキャラクターが織り成す今作では、
物語の根幹となる部分も「人情」から「愛情」にシフトして、
それぞれの関係性に伴った形でそれらが描かれています。
親から子へ。子から親へ。友から友へ。etc.
全体的にシリアスな展開ではあるのですが、けっして重苦しいという事はなく、読み終えた時にとても温かく感じるものがあります。

またメインテーマでもある「変化」は現代社会にも通ずるものがあり、
作中におけるそれぞれ「変化したもの」は色々と考えさせられる部分でもありました。
主人公の夏織は一つの結論にたどり着きましたが、読者はそこに何を思うのでしょうか。

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1作目よりもより夏織や水明の内面をぐっと掘り下げた内容で、涙腺崩壊です。
人間とあやかし。全く違う世界。だけど
誰かが誰かを想う気持ちに違いはなくて、
そこには不安や葛藤もある。この本で出会うあやかし達が本当に愛おしく感じます。

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妖の世界で暮らす人間と妖との話ではありますが、家族愛、人間愛について描かれており、独身、一人暮らしで気ままに過ごしている自分ですが、自分にないものの大きさに気付かされるとともに、愛情、思いやりに触れたことで、自分自身も愛情深く人に接しようと思える本でした。

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繰り返される出会いと別れ・・そこに現世と幽世の差はない・・。
あやかしの棲む幽世で育てられた人間・夏織から見た人間(あやかし)模様の第2弾。
あやかし父・東雲の営む貸本屋を手伝う夏織がさまざまな出会いや別れを繰り返し成長していく姿に胸を打ちます。そこには何も変わらない普通の人の姿があり、離れていっていると記されている現世と幽世が逆に融けあい混ざりあってゆくように感じられます。それはまるで時の流れのようで・・
前作から出ている幻光蝶の謎が明かされたり、東雲の正体・過去が明かされたりとさまざまなことが明らかになるのも読みどころ。
閑話としての元祓い屋・晴明の話も胸打ちます。

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幽世で貸本屋を営むあやかしの養父と人間の娘のヒューマンファンタジー第2弾。未読でも問題はないが、前作も読んでおいた方が世界観をより密接に味わえて良いかと。以前TV番組で海外の方が「西洋の幽霊はただ怖がらせるだけだが、日本の妖怪は存在にちゃんと意味があって興味深い」と言っていたのが思い出された。今作にはその要素がふんだんに練り込まれていて、読み進めていると本当にそんなあやかしが居るんじゃないかと納得させられてしまうほど素敵な着想が沢山あった。その中でも、現世の魂の転生についての話が非常に興味深く、タイムリーな日本人の心の闇が共感出来る形容で描かれていて何度も首肯してしまった。とてもあたたかい作品

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前作も読みましたが、希望した通り続編が読めて嬉しい…率直な感想です。

親子の関係や愛情は血縁関係が無くても大丈夫。
そんなメッセージが込められています。

幼い頃に人間の親の愛情を知らずに育った夏織。
大事なことはつい黙って伝えない鬼の東雲。
この二人が真の親子になっていく物語。

親子に限らず、「大切なことは共有したい」女性と「本当に大切なことは言わずともわかってるだろうと思う」男性のスレ違いってあるよねーと読みながら感じました。

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わが家は幽世の貸本屋さん2 忍丸

妖怪が暮らす別世界がありまして、そこで貸本屋を営んでいる人のところに、色んな話しが転がり込んでくるという物語でした。今回は、家族愛というのでしょうか。そんなものを強く感じました。とてもおもしろいとおもいました。

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幽世の貸本屋さんを営む東雲さんは夏織さんの育ての親です。夏織さんは、東雲さんのことを大好きなんだけど、本当のお父さんじゃないから、あと一歩距離を縮められないという気持ちに囚われています。

 そんなに気にしなくていいはずなのに、どう話をしていいのか分からない時があるのです。

 祓い屋だった水明くんは今は漢方の薬屋さんとなり、穏やかな日々を過ごしています。水明くんは夏織さんのことがどうも気になってしょうがないようなのです。そう、彼はやっと人間らしい気持ちを取り戻しつつあるようなのです。

 幽世にはあやかしさんたちが大勢いますが、様々な事情で成仏できない人たちというのも幽世にはたくさんいるって、何だか分かる気がします。思いが強すぎて死にきれない魂のことを考えると、何だか切ないですね。

 あやかしさんであろうと、人間であろうと、幸せに生きることって大事ですものね。

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「知っている?人間はね、一番最初に泣くことを覚えるのよ。」

今回も僕はあやかしの世界に行くために、紅蓮地獄にダイブした。あーやっぱり面白い!というのが感想。

「本当の娘になりたい」香織。「母の愛を知りたい」水明。「過去を変えたい」東雲さん。「過去から逃げる」八百比丘尼。
家族、愛、心、世界、時間どれも普遍的なテーマだが、あやかしの世界に、ある「変化」が訪れようとしている。その変化を巡りひと騒動。そしてついに、東雲さんの正体が明かされる。

第3章で描かれたお祭り時の地元への里帰りは、僕の田舎での景色そのものだ。思い出のフレームワークがロックされて、覚えたばかりの本音と建前で過ごした、あの頃の「ませた」匂いがしてくる。
どこか過去を引きずっているのはぼくも同じ。
変化すれば今まで大事にしてきたものも変わってしまうかもしれない。
しかし諸行無常、移ろいゆくのがこの世なのだ。
続編もまた期待します。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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シリーズ続編を待っていました。
夏織と養父:東雲さん、
転生を拒み湖の中に沈む屋敷に止まる水明の亡き母。
沖縄の明るさそのものの親子。
3組の親子の互いを思う気持ちの温かさが伝わってきます。

1作目よりも登場人物の内面が描かれていて、あやかしたちに親しみを覚えました。
八百比丘尼は恐ろしくて、それでいて、悲しみを誘う。にゃんさん、怖いです。

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幼い頃の夏織と東雲さんが交わした約束。将来は本当の娘になって、東雲がなりたいものになれるよう協力する…ふたりが交わした優しい約束が、今回のお話に関わってきます。

人とあやかしという血の繋がりがない父娘のお話は、寄り添って生きていく人たちのお話でもありました。だれかを思う気持ちは、人もあやかしも変わらない…、必要なのはお互いを思いやる気持ちだけ。そして、そういうときに奇跡は起こるんだって思えるお話でした。

幽世の景色はとても美しく、そこに住むものたちは切なくて優しくて…リズムの良い文章で描き出された情景は、読む人の心に鮮やかに映しだされるはず。読み終えた後はじんわりと心地よい感情に浸れること間違いなしです。

今回は父娘のお話で、夏織と水明のラブ要素はちょっぴりでしたが、アピールにがんばる銀目の姿がとても微笑ましいです。あと、にゃあさんとクロが良いコンビになりそうでうれしいです。

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