仏像えほん ぼくとぞうの有頂天たび

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刊行日 2022/04/08 | 掲載終了日 2022/03/10

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内容紹介

《対象年齢》
読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:小学中学年から

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《あらすじ》
その日、ぼくは町の博物館で〈仏像〉をはじめて見たんだ。
いまにも動きだしそうで、ちょっとこわい!!
「仏像って、なんだろう?」
小さな白いぞうといっしょに、仏像のヒミツを知る旅にでる。

ちょっとふしぎな仏像の世界へ――
カラフルで楽しいイラストで描かれた多様な仏像たちが登場!
読み・遊びながら学べる、おまけのページも盛りだくさん。
はじめの一歩となるやさしい仏像絵本。

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《内容紹介》
仏像ってなんだろう?
仏像にはどんな種類があるの?どんな素材で作られているんだろう?
知っているようで知らない仏像の世界。

人々の幸せを願う〈祈り〉のかたちとして、いろいろな国の歴史と文化が混ざり合い、百年、千年と時代にあわせて形を変化させてきた仏像。
そんな多様な仏像の面白さと、そのヒミツを、カラフルで楽しいイラストとともに、ユーモラスにわかりやすく解説。子どもから大人まで、理解が深まる絵本です。
自由な想像力や豊かな表現力でつくられた個性あふれる仏像の魅力を知る、はじめの一歩となる入門絵本に。

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文・絵 店橋 花里(たなはし かり)
イラストレーター・ライター。
1980年茨城県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科美術史専修卒業。流通系専門誌の編集部を経て、フリーランスのイラストレーターに。装画や雑誌の挿絵、ルポ漫画など、様々な分野で活動中。仏像好きから、ちょっと興味のある人たちにまで「こんな仏像の楽しみ方ってあったんだ!」を幅広く届けるファンイベントやZINEを制作する「仏像部」の副部長。本書がはじめての絵本作品となる。

監修 肥田 路美(ひだ ろみ)
文学博士。早稲田大学文学学術院教授。
専門は仏教美術を中心にした中国南北朝・隋唐時代美術史。主な著書に『初唐仏教美術の研究』(中央公論美術出版)、『浄瑠璃寺と南山城の寺』(保育社)、『古代寺院の芸術世界』(編著、竹林舎)、『仏教美術からみた四川地域』(編著、雄山閣)、他がある。2019年4月から早稲田大学會津八一記念博物館長をつとめる。

《対象年齢》
読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:小学中学年から

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《あらすじ》
その日、ぼくは町の博物館で〈仏像〉をはじめて見たんだ。
いまにも動きだしそうで、ちょっとこわい!!
「仏像って、なんだろう?」
小さな白いぞうといっしょに、仏像のヒミツを知る旅にでる。

ちょっとふしぎな仏像の世界へ――
カラフルで楽しいイラストで描か...


出版社からの備考・コメント

子どもから大人まで理解が深まる「絵本×ガイドブック」
★全漢字ふりがなつき

《版元からひとこと》
仏像えほんには、FSC®森林認証をうけた紙を中心に、古紙パルプや非木材パルプ配合の紙を選びました。捨てられるはずだったインキやノンVOCインキを使用し、印刷しています。

【ご注意下さい】
ここに掲載している作品データは刊行前の原稿です。刊行までに書影デザインや内容が変わる可能性があることをご了承ください。

【ご予約について】
●直取引:メールまたは、1冊!取引所 経由にてお問い合わせください。
●取引代行:トランスビュー・BookCeller 経由にてお問い合わせください。

子どもから大人まで理解が深まる「絵本×ガイドブック」
★全漢字ふりがなつき

《版元からひとこと》
仏像えほんには、FSC®森林認証をうけた紙を中心に、古紙パルプや非木材パルプ配合の紙を選びました。捨てられるはずだったインキやノンVOCインキを使用し、印刷しています。

【ご注意下さい】
ここに掲載している作品データは刊行前の原稿です。刊行までに書影デザインや内容が変わる可能性があ...


おすすめコメント

仏像が好きな、小さな仲間が増えたらうれしいなという思いから、長い手紙をしたためるような気持ちで作りました。
イチ仏像好きによる、仏像の絵本です。

好き!と感じる仏像の造形的な面白さの奥に目をこらすと、
仏教はもちろん、千年単位の時間や色々な国の歴史、思想、文化たちが輪になって踊っている姿が見えてきます。

そして、その輪の真ん中には、時間も国も立場もなく、お祈りの気持ちがすっくと立っています。年々、強くそう思います。
この絵本が、私にとって改めて仏像に出会い、好きになるきっかけになってくれたように、皆様にとってもそうでありますように。
願わくは、仏像をとりまく様々なものへの好奇心を広げる冒険の扉になりますように!

(著者・店橋花里) 

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仏像が好きな、小さな仲間が増えたらうれしいなという思いから、長い手紙をしたためるような気持ちで作りました。
イチ仏像好きによる、仏像の絵本です。

好き!と感じる仏像の造形的な面白さの奥に目をこらすと、
仏教はもちろん、千年単位の時間や色々な国の歴史、思想、文化たちが輪になって踊っている姿が見えてきます。

そして、その輪の真ん中には、時間も国も立場もなく、お祈りの気持ちがすっくと立っています。年々、強くそう...


販促プラン

【サイン本プレゼント企画】
本作品にレビューをご投稿した方の中から、抽選で3名さまにサイン本をプレゼント!

キャンペーンは終了いたしました。
当選の発表は、YAMAVICO HAUSからのメール通知をもってかえさせていただきます。

・レビュー投稿締切:2022年3月7日(月)23:59 まで
・すでにレビューをご投稿いただいた方も対象となります。
・応募期間終了後、当選された方のNetGalley登録メールアドレスへ、送付先等の確認メールをお送りいたします
(メールアドレスの開示設定を行っている方が対象となります)。
・発送の関係上、国内在住の方が対象となります。

たくさんのレビューリクエスト、お待ちしております! 


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4月8日は 花まつり(お釈迦さまの誕生日)です。
一緒に『花まつりフェア』をしませんか!?

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・応募期間終了後、当選された方のNetGalley登録メールア...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784991050626
本体価格 ¥2,000 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

とにかくやさしいえほん!淡い色であたたかく描かれている仏像がとてもいいです。
現実の仏像といえばもっとギラギラしていたり、黒光りしていたりちょっとかたいカラーのイメージですが、さすがは子供向けの絵本。やさしくあたたかなタッチで描かれていて、小さい子供でも好感を持って楽しめそうです。
そして私自身が仏像を好きなこともあり、大人でも楽しめるな!と思いました。
子供に優しく語りかけるような文章も読みやすいです。
最後のおまけページもよかったです。
これを読むと全国各地の仏像に会いたくなる事間違いなしですね。
ありがとうございました!

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子ども向けの仏像絵本というのは面白い。やわらかくて優しい色合いの絵に、わかりやすく説明された仏像。どこに行ったら会えるかの情報が載っているところもいいと思いました。仏像どうぶつ園もなかなかの見どころですね。こんな分類の仕方があったのか…

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子供向けの、仏像の解説書。仏像ってとにかく種類が多くて、何が何だか分かりにくいんですが、とてもわかりやすくまとめられていました。解説するだけじゃなくて、それぞれのコラムも楽しい!「明王のここが怖い」コーナーが個人的にハマりました。仏像は付属物も多くて、写真だとかえって分かりにくかったりするんですが、イラストでスッキリと見やすかったです。著者の方の仏像愛がほのぼのと伝わってくるような本でした。仏像見に行きたくなりました。楽しかったです。ありがとうございました。

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このごろになって、やっと普通に、身近なお寺や神社のはなしができるようになり始めました。自分の身近なもの、祖先が大切にしてきたものを、そのまま語れる。これはとても大切な、自分を好きになること、自分の生まれた場所を好きになること、自分の先祖を好きになることのはじめの一歩。子供にとっては、とても大事な一歩になる気がします。でも、そうなると、子供達とお話したくても手頃な教材がないと気づきます。大人向けの解説本は多いのですが、こんな感じに子供達に身近な仏像のほんってなかったですよね!
戦後、すこしだけ日本人は神様や、仏様にすなおじゃない時間を過ごしました。子供には修身も宗教も危険なもの、不合理なものとして遠ざけてきたせいかもしれません。
知らないもの、わからないものは、遠く感じます。仏像の手にあるもの一つでもわかると、仏様ってみんなを助けたいんだぁとちょっと好きになりませんか。如来?菩薩?このことばだってそう。転生輪廻のおっきなサイクルの中で、丁寧に心の垢を落とし、トライアンドエラーし、純粋に磨き上げていくうちに、助けられる人が増えていく、そんな道を歩く過程に呼ばれ方が変わるのですね。武道の段位のように。もちろん、途方のない年月のスパンですけれど・・・ネパールで見た仏像は真っ赤だったり、真っ青だったり、インドでは鼻が高かったりと私のみてきた仏像も様々でした。でも、それは、この絵本の中で出てくる何種類もの仏像と同じ理由。様々な役割に仏様が姿を変えるから。様々な人を助けたいから。丁寧に、大人も一緒に学べます!ありがとうございます。

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こんな絵本、これまでなかったですね。早速DLし直し、PCの大きな画面で美しい、まるで光を放っているかのような仏像たちの世界を堪能しました。信仰の対象の仏像ではあるわけですが、子どもたちに信仰は抜きで、まず仏像とは何かを示すいいテキストだと思います。日本の子どもならお寺を訪れたことのある子は圧倒的に多いでしょうし、目にしていた仏像が4つの仲間のどれかを知るいい機会にもなると思います。
実家のトイレには、母が熱心な仏教信者なので、梵語で書いた呪文のようなことばと仏像の絵の札が貼ってあったなぁと思っていたら、関係するコラムがあって、やっとその札の理解が及びました。
仏像の4種類、興味深く読みました。幼い頃から見慣れた一番好きな仏像は、観音菩薩だと再確認。
表紙見返しの仏像の持ち物一覧、とっても参考になります。印相にも触れたページがあって、印を切る手のポーズはちょっと憧れでもあるのでまねしてやってみました。
寺院に気安くは行けないコロナ禍の今、空(宇宙)に坐す仏像たちに、どうかお護りくださいと夜空に祈ろうと思います。
ありがとうございました。

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小学生から読める絵本。仏像のことがよく分かるようになっています。子どもでも楽しめそうだけど、大人も楽しみながら仏像のことを理解できる本だと思います。
お寺や博物館で見るお釈迦さまたちは、ありがたがって見ないといけない気がしますが、この絵本で見ていくと、仏像もなんだかとってもチャーミングに見えます。身にまとう衣服やポーズ、彼らが乗っている乗り物(象だったり、ガチョウだったり)など、それぞれに深い意味がありそうです。
お釈迦様の誕生日である4月8日に出版される絵本です。この本を持って、お寺や博物館に行くことができたら、ちょっと楽しい時間を過ごせるかもしれません。

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主人公のふうちゃんと不思議な象さんが4つの星を訪れるおはなし。
仏像ってなんだろう・・・?みんなが一度は心に思う問いかけのような気がする。
そこに現れたかわいい象さんとの旅。
鮮やかで躍動感のある絵が素晴らしく、読む人を絵本の世界に引き込む。
ファンタジー映画を見ているような気持になりました。
私自身、博物館でみる仏像や法具を見てさらにその造形に心惹かれたので、
仏像の持ち物紹介ページも楽しめました。
この絵本をきっかけにして自分の中の神様の心をみつめる気持ちが育つ、
優しい未来を思い描ける絵本だと思います。

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大人になってから仏像の魅力にはまり、寺社めぐりをしているのでタイトルがとても気になり読んでみました。
不思議な象に導かれ、4つの星を巡りながら仏像の秘密を探しにいく男の子。

最初の星で見つけた仏像の一つに興福寺の阿修羅象があるが、描かれているように、とても人気のある仏像だ。私もファンクラブに入っていたが、訪れるたびにその表情に引き込まれてしまう。
3つの顔と6本の腕。では耳はいくつなのか?この絵本で興味を持ち見に行ったらぜひ数えて見てほしいです。

男の子が訪れる星ごとに、出会える仏像が色鮮やかに描かれ解説されているので、大人でもとてもためになる本です。

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毘沙門天(多聞天)と吉祥天女が夫婦というのは
基本的な情報なのでしょうが
私は覚えていませんでした。
漠然とした知識しか
持ち合わせていなかった私にとって
絵と共に体系的に理解しやすく重宝しました。
仏像さんのポーズはジョジョ立ちの先駆で
そのような認識でももっともっと流行りそう。
装飾の多彩さも網羅しているのは嬉しい所で
私の一番のオススメ箇所は宇賀神の絵です。

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イラストがとてもきれいな絵本です。
ジャンル分けからそれぞれに属する仏像の紹介と、説明がとてもわかりやすいです。
それぞれの立場や役回りがわかると、人間味が感じられてきて、お寺に会いに行きたくなりました。
個人的には、本文の後のおまけ部分のプチ情報がおまけという以上のボリュームもあってとても興味深かったです。
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お寺ってたくさん身近に存在するのに そこにある仏像のことは、知らないことが多いすぎると思います。
この絵本は、ポイントを押さえて絵でわかりやすく解説をしているので、子どもだけでなく大人にもわかりやすい入門書になると思いました。この絵本を持って、仏像に会いにいきたくなります。

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ぼく、はおかあさんに手を引かれて行った博物館で、初めてぶつぞう、に出会う。
なんだろうこれ・・・不思議な気持ちになったぼくの前に白いゾウがあらわれる。
ゾウは、この本の象徴かもしれない。
「なんだろう」「面白い」「不思議」から「知りたい」という気持ちになった時にフワッと現れ、案内してくれる、扉を開けてくれる、知りたい気持ちに寄り添って導いてくれる。
著者はそんな白いゾウになりたくてこの本を書いたんじゃないかな。
仏像って言ってもさまざまなんだけど、大きく四つに分けられるんだって。
それぞれの由来と、日本で見られる代表的な例。
手に持っているものの意味や、手の形(印相)自分も子供の頃面白いと思って調べた記憶がある。修学旅行では京都奈良に行った記憶もあり、そこで、みんな事前や事後に調べた、かもしれない。。。。。でも忘れている。
子供に問われても説明できない。実際にお寺に行くと圧倒されるのだけれど、説明を読んでも意味がわからなくて、それ以上読むのをやめてしまう。
どんな勉強でもそうだが、知識だけ詰め込むと後で忘れるし暗記や詰め込みは苦痛になる。
修学旅行などの勉強には、こういう素敵な本をみんなに配るのが一番!と思えた本でした。
#NetGalleyJPさんでであわせていただき、ちょうど表紙の色は青と白どっちがいいですか?て著者の店橋さんがアンケートをとってらっしゃいました。青!に直感的に投票したけれど、白もいいな、どちらになるのか、楽しみです。

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学生時代には修学旅行でたくさんの仏像を見ましたが、それより前にこの本と出会っていたかった…!

仏像ってやはり深い。
持ち物や手のポーズひとつとっても全てに意味がある。それらを知って見るのと知識を持たずに見るのでは見えてくる世界が全く違う。
仏像って難しいイメージがあるけれど、面白く楽しいイラストと説明で描かれているので自然と仏像の世界に引き込まれていきます。
鮮やかで優しい色彩が美しいです。
仏像絵本図鑑という感じで、読んでいると自然と知識が身に付きます。
読んだ後は実際に仏像を見に行きたくてうずうずしちゃいます。

まずは我が家の本棚にも仲間入りしてもらおうと思います。自由研究などにもいいですね。
この本を片手に親子で仏像を見に行く日が楽しみです。

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「仏像って何?」って聞かれたら、答えられる大人はどのくらいいるのでしょうか。
私は全く答えられません。
この絵本を読んで初めて知ったことがたくさんありました。
まず、本文前の最初に開いたページの『仏像の持ちもの』に目が釘づけになりました。身近なようで、知らないことだらけだったと気づきました。
仏像が4つのグループに分かれること、それぞれの役割。手のポーズの意味など、知って初めて「そういうことか」と納得する部分もありました。
子どもにも分かりやすい絵本ですが、大人も勉強になります。親子で読んで仏像に会いに行くのもいいですね。

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絵本として想像していた以上に、詳しく、分かりやすく、まとめられていた。
私は仏像について多少知識がある方だと思うが、仏像についての知識が幅広くバランスよく盛り込まれていると感じた。
子供だけでなく、仏像に興味を持った大人の入門編としても良いと思う。
あえて難を挙げれば、説明ページに絵が詰め込まれすぎていて、手書き文字も多く、少しごちゃごちゃした印象であること。
フルカラーの見開きのページなどは、迫力があって色彩も綺麗で素晴らしい。

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不思議なぞうに案内されて仏像たちの世界をめぐる主人公の「ぼく」と一緒に、読者も旅をしている気持ちになれる、とっても楽しくて素敵な絵本。子ども向けではあるけれど、仏像好きの大人でも思わず「へ~」と言ってしまうような知識が満載で、数年前に奈良を旅してたくさんの仏像をうっとりと眺めたことを思いだしつつ、コロナ禍が収まったら必ずまた仏像たちに会いに行きたい!会いに行こう!そんな風に思った。自分でも手元に置いて何度何度も眺めたい。

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知らないことがいっぱいの興味深い絵本でした。
仏像と言えば薄暗いお寺の中にあって子どもにとってはどちらかというと怖いイメージだけれども、この絵本は柔らかい色が使われ安心感があります。説明も分かりやすく、特に気に入ったところは「にょらいのカラダ」です。如来の秘密が事細かに書かれており、びっくりする事だらけで子ども受けも良さそうです。
早速お寺に行きたいところですが、手頃な「日本の美術」の本をめくり実際の仏様達の写真を拝んだところです。

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仏様の内面をあらわしているかのような柔らかく優しいイラストです。
大人から子どもまでと言っている通り、仏像に馴染みのない人も仏像好きにも楽しめると思います。
仏像大好きな私もとても楽しめました!
この絵本をもっていき、実際の仏像を見ながらイラストと比べてみるのも楽しいかもしれません。
仏像好きな人が増えるといいなと思います。

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仏像。歴史の教科書や美術の教科書に出てきて、修学旅行に備えて勉強させられて、いっぽうで仏像loverもたくさんいて。
仏像。日本の歴史を動かしてきたもの、日本の文化を語り伝えるもの。貴重な文化財。
とてもとても、情報に溢れている!それでいて易しく、優しい。
歴史が「いま」になる、事典のような絵本。
少々お茶目が過ぎているようにも感じるけれど、仏像さまたちもきっと片目をつぶって喜んでくださっていることでしょう。
「有頂天」にも意味があるのかしら?
次は「曼荼羅絵本」の登場でしょうか!
絵本のよみきかせ、として読むのは難しいかもしれないけれど、挑戦してみたい

☆気になったこと
※「6本の牙のある白い象」はお釈迦さまを語るにあったって重要なキーワード。白い象さんへの言及や説明がちょこっとどこかにあってもいいと思うのですが。
※頭、のところ、「こぶ」の説明がわかりにくい。直接「こぶ」を指すように矢印を変更してはどうでしょうか。すでに編集の際に議論されたことでしょうか。

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