フェオファーン聖譚曲(オラトリオ) op.1  黄金国の黄昏

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刊行日 2020/01/16 | 掲載終了日 2021/07/21

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内容紹介

~全国の書店員様の声より~

「第一章から既に世界観に引き込まれドキドキが凄いです。令和の幕開けを彩る最先端王道ファンタジーの誕生に乾杯!!」

「至る所で起こる様々な事件がひとつの物事に繋がっていく感じがたまらなくゾクゾクした。そして壮大すぎるこの物語が、まだほんの始まりにすぎないなんて恐ろしすぎる」

「登場人物が多く、把握するまでに時間はかかるものの、それぞれにカラーがあって物語が進んでいくほどにのめり込んでいく」


         ◇◆◇◆◇

「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」

 強大なる中央集権国家を維持するため、稀代の悪法を用いて繁栄を極めてきたロジオン王国が、今、ひそやかに、変革の時を迎えようとしていた。その引き金を引いたのは、魔術師団長のゲーナ・テルミンとその甥のアントーシャ・リヒテル、そして、王国への怒りが限界に達しつつある地方領主たちだった。

 洗練を極めた王族、老練な政治家、忠義に生きる騎士たちは、その流れを堰き止めることができるのか。一方、アントーシャたちが強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とは――。

 ソリッドファンタジー長編小説シリーズ。


◆シリーズ公式サイト https://feofarn.com/

◇発行形態 四六判仮フランス装

※実際のカバー装画はオーロラ箔押しとなっております。

~全国の書店員様の声より~

「第一章から既に世界観に引き込まれドキドキが凄いです。令和の幕開けを彩る最先端王道ファンタジーの誕生に乾杯!!」

「至る所で起こる様々な事件がひとつの物事に繋がっていく感じがたまらなくゾクゾクした。そして壮大すぎるこの物語が、まだほんの始まりにすぎないなんて恐ろしすぎる」

「登場人物が多く、把握するまでに時間はかかるものの、それぞれにカラーがあって物語が進んでいくほどにのめり...


出版社からの備考・コメント

◯NetGalley様でレビュアーの皆様にいただきましたレビュー・コメントを、帯、pop、web、SNS等で利用させていただいております。



◯全国の書店員様からいただきましたレビュー・コメントも、帯、pop、web、SNS等で利用させていただいております。



◯NetGalley様とのコラボレーション企画として、NetGalley様で募集期間内(現在は終了しております)レビューをお寄せ頂きました方でご希望いただけます方全員のお名前(ニックネームを含みます)を、書籍巻末にspecial thanks として掲載させていただいております。NetGalley様としても初の試みにご協力をいただきました。



◯フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)シリーズ公式サイトを独自ドメインで公開し、最新情報等をリリースしております。

◯NetGalley様でレビュアーの皆様にいただきましたレビュー・コメントを、帯、pop、web、SNS等で利用させていただいております。



◯全国の書店員様からいただきましたレビュー・コメントも、帯、pop、web、SNS等で利用させていただいております。



◯NetGalley様とのコラボレーション企画として、NetGalley様で募集期間内(現在は終了しております)レビューをお寄せ頂...


おすすめコメント

文芸ファンタジー小説です。長編シリーズの第1作目です。

様々な立場の人々が織りなす群像劇を、幅広い年齢の読書家の皆様にお楽しみいただけたらと思っております。

普段ファンタジーを読まない方や、表紙にイラストが多用されている作品になかなか手を伸ばされない方にもお読みいただきたいと思っております。

文芸ファンタジー小説です。長編シリーズの第1作目です。

様々な立場の人々が織りなす群像劇を、幅広い年齢の読書家の皆様にお楽しみいただけたらと思っております。

普段ファンタジーを読まない方や、表紙にイラストが多用されている作品になかなか手を伸ばされない方にもお読みいただきたいと思っております。


販促プラン

レビュー投稿者全員プレゼント!
《新規読者ウェルカムキャンペーン 》

2021年1月についに3巻目の刊行を迎えました
長編ファンタジー『フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)』
新刊刊行を記念してopsol bookでは、ネットギャリー会員様限定のプレゼント企画を実施いたします。

1巻目にレビューをご投稿いただいた方全員に紙版書籍『フェオファーン聖譚曲(オラトリオ) op.1  黄金国の黄昏』をプレゼント!

レビュー投稿締切:3月31日(水)

この機会に、一人でも多くの方にお読みいただければ幸いでございます。ぜひ、ご一読のうえ、本作品を応援いただければ幸いでございます。

※締切後、NetGalley登録メールアドレスへプレゼントの送付先等の確認メールをお送りいたします。

※2019年7月11日以降にすでにレビューをご投稿いただきました方も対象とさせていただきます。

※数に限りがございます。受付終了となった場合は、こちらで、改めて記載いたします。

※発送の都合上、国内在住の方が対象となります。

※NetGalley登録メールアドレスを出版社に開示設定されている方が対象となります。

レビュー投稿者全員プレゼント!
《新規読者ウェルカムキャンペーン 》

2021年1月についに3巻目の刊行を迎えました
長編ファンタジー『フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)』
新刊刊行を記念してopsol bookでは、ネットギャリー会員様限定のプレゼント企画を実施いたします。

1巻目にレビューをご投稿いただいた方全員に紙版書籍『フェオファーン聖譚曲(オラトリオ) op.1  黄金国の黄昏』をプレゼント!

レビ...


出版情報

発行形態 その他
ISBN 9784801496514
本体価格 ¥1,600 (JPY)

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)

NetGalley会員レビュー

強大なる中央集権国家を維持するため、稀代の悪法を用いて繁栄を極めてきたロジオン王国。王国維持のため召喚魔術の儀式が行われようとする。宮廷魔術師団長ゲーナ・テルミンは「私には、この大王国の黄昏の鐘が聞こえるよ」とつぶやく。
 ゲーナの甥の孫・リヒテルは、生まれてすぐにその絶大なる魔力により大叔父ゲーナに引き取られ、我が子同然に遇されている。ゲーナはあまりに強い魔力を有するため「契約の魔術紋」により王命に逆らえない体となっており、そのために意にそまぬ魔術を行使させられてきた彼は、アントーシャの魔力までが王国に使われることがないように彼の魔力を一部を封印する。異世界からの強奪を意味する召喚魔術の執行を前にして、ゲーナはアントーシャの封印を解き、自分の死を賭してアントーシャに召喚魔術の儀式を失敗に導くように命ずる。
ゲーナの死により、アントーシャはゲーナの盟友エウレカ・オローネツ辺境伯爵とその護衛騎士と共にロジオン王国との対決を決意する。
 
 出版社曰く「豊富な語彙を用いた重厚な文体」と言うことだが、こうした小説にありがちな回りくどい持って回ったような書きぶりはないので、ストーリーにスピード感がある。本編ではドロドロしたロジオン王国の陰謀劇が繰り広げられるが展開が早く、謎解きを楽しむがごとくに陰謀のからくりを読み解くことができる。ファンタージ長編叙事詩として、高田大介の図書館の魔女シリーズ、上橋菜穂子の精霊の守人シリーズを彷彿させるが、物語としては前奏曲というべきところでその世界観の全容はまだよく見えない。今後ストーリーが進んでいく中でスケールの大きい物語に成長することを期待したい。

 一つ残念なのは、ヒロイン格にあたるような魅力的な女性キャラがいないこと。ネタバレになるので詳しくは書かないが、陰謀の陰に女ありの様相。テルミンは生涯独身で、アントーシャは身内と生まれたときから絶縁状態。ちょっと寂しいばかりである。

 本編でもう一つ特筆したいのは、出版社のopsol book社は伊勢市にある会社。この4月にできたばかりの出版社のようである。地方の小出版社が自分たちの出したい本を自分たちで作るということにもエールを送りたい。

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中世ヨーロッパ風架空世界を舞台にした剣と魔法のファンタジー。
長い物語の序章となる作品でしょうか。
絶対君主制の王国で、過酷な治世に抗う人々を描く物語、のようです。
やや浅薄なキャラたちの浅薄な物語ではありますが、面白く読むことができました。
続編に期待、です。

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90年代のファンタジー戦記物を思わせる、重さのある作品。
登場人物が多く、把握するまでに時間はかかるものの、それぞれにカラーがあって物語が進んでいくほどにのめり込んでいく。最終的に誰が味方になり敵になるのか、現状で悟らせないところも好印象でした。もう少し登場人物の外見の描写があると、よりイメージしやすいと思います。
ストーリーも、重すぎず軽すぎずという塩梅で、多くの年代に勧められます。ただ、まだまだ序章、ようやく物語のスタート地点に立ったというところで終了しているので、今後の展開次第ではあるかと。大長編であると予想ができるだけに、刊行ペースはなるべく定期的に、特に次巻は早めに出していただけると書店として推しやすいです。
個人的に、男性社会な世界観なのは承知ですが、女性も活躍してくれると嬉しいですね。悪女しかいなかったので…

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あらすじから、よくある異世界ものだろうかと思いきや。様々な陰謀がじっくりと描かれ骨太な内容に驚きでした!しかし、お堅過ぎないファンタジー要素が、この先どのように収拾されるのかと、楽しみを煽ってくれました。
読み返し、各キャラクターの思惑を推察するのも、また楽しい。
じっくりと読みふけたい作品です。

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登場人物が割と多いけど人物一覧が載ってるので大丈夫でした。
「異界から人を拐ってきて隷属させ、動力源として搾取しようなどと、単なる誘拐と強盗ではありませんか」
普段、異世界転生ものを好んで読むけど、この視点が少し面白いと思いました。

主人公のアントーシャは凄く良い子だと思う。大叔父が猫可愛がりするのも分かる。
百年に一人、千年に一人の天才と言われる魔術師ゲーナはロジオン王国に逆らえない様に隷属の魔術紋に縛られている。故に召喚魔術で人間を喚び、魔術で従える事を忌避する。「界を超えて恥を晒し、ロジオンの犠牲者を増やすことなど認めない」
その実、アントーシャの魔術の才はゲーナをすら凌駕する。しかし魔術師団長の七光りと陰口を叩かれていた。「悪目立ちした挙句に大貴族の紐付きにされ、望まない術を使う羽目にならない様に、と」「深淵にして甚大なる魔力の一部封印、魔術の理を刻みし全眼の完全封印」ゲーナの厳重な封印が、彼の魔力を隠蔽していたからである。ゲーナの経験がアントーシャの為になっている。

二人を始めとして親子愛の描写が印象に残った。王様と王子二人。正妃と第一王子。逆に他の関係性が少ない様に思った。王子同士がお互いを少し認めている様な描写はあったかな。派閥争いなのに、この王子だから、と支持する人が少ない。近しい者くらい。ロジオン王国は放っておいたら、父親しか見えてない王子が王様になった時に滅びそう。王様は何考えてるのかよくわからない。
第四側妃の娘が子猫を連れて王様に会いに行くが、愛人を作った母親と王家を追放される。殺されないだけマシらしいけど、他の兄弟達も可愛そう。頑張る長男にもう一回出てきて欲しいと思った。王様に渡った子猫の親猫と二匹の子猫が王宮に残り、アントーシャが拾った。次巻以降に関わるのかな。

訥々と条件を口にしていく魔術の方法が面白いと思った。後、誤ってアントーシャが喚ばれると可能性は無くてホッとした。「目的。人を転移させる。転移起点。異世界及び別次元。転移対象の条件。人間、健康、潜在的な感染症なし、魔力もしくは類似の超常能力あり、性別年齢不問、ロジオン王国の自然環境にて生存可能…」アントーシャの詠唱も優しい感じがして好き。「勇敢なる騎士よ、忠実なる駿馬よ。そなたらの疲労は疾く癒され、風となって血を駆け抜けるだろう」

魔力の封印を解いたシーンでは、神にでもなるつもりか!?と冗談みたいに思ってた。マジで神の使徒を名乗って、鉄槌を下そうとするとは思わなかった。アントーシャにはそれが出来る。
しかし、ロジオン王国が見限られ過ぎていて、アントーシャに敵らしい敵がいない。領民は法律に虐げられ、宰相は姉である第二側妃を見捨てた王様と国を恨み、第一王子は現実を知らず、第二王子は派閥争いを放棄気味、ひとりの伯爵は王国の在り方に心を砕き、そして、神に等しい力で国を倒すと決めたアントーシャ。手を下すまでもなくこの国終わってる……。

チートものは好きじゃないから、続きでは強力なライバルを求む。もしくは身内に惑わされるとか。アントーシャは年相応に恋愛でもして狼狽えて欲しい。

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思惑が複雑に絡みあう王国で、ある魔術師に命じられた召喚魔法。ハラハラするファンタジー物語でした。

複数の騎士団と魔術を扱う魔術師が存在するロジオン王国。第一王子と第二王子がいる王国では、皇太子争いの中で陰謀による様々な事件が起きる。

そんな中、官邸魔術師団長ゲーナに召喚魔法が命じられた。召喚魔法の成功有無は、王国にとって今後の未来を左右する重要なポイントとなる。

召喚魔法に反対のゲーナには、反対できない理由があった。
・なぜなのか?
・それに対して、周りはどう動いたのか?
・果たして召喚魔法は成功するのだろうか?
など…気になるところが盛りだくさん!

そして時は、召喚魔法を行う当日を迎える・・・

各人の思惑が複雑にぶつかり合う、ハラハラ・ドキドキするファンタジー物語でした。

本が好き!倶楽部@のり

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神の奇跡を演出するオラトリオ

革命の匂いがする本である。
とてつもなく重厚でまるで中世騎士団の甲冑を装着しているような感覚になる。
物語は退廃したダークファンタジーの要素もありながら、魔法の出現により微かにカラーを宿す。
見所は間違いなく召喚魔術の場面であろう。映画のクライマックスを観ているような緊張感が走る。
後半から悪法で繁栄を極めるロジオン王国に、魔術師団長のゲーナと甥のアントーシャが仕掛ける手法の『答え』の断片を、チラッと覗き観ることができるが、なるほど!!本のタイトルに納得できた。
続編が楽しみである。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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国を倒す。
復讐と革命の物語だ。

ロシア風の名前と東アジア風の世界観、ヨーロッパ風の食文化や生活風土。
剣と魔法の物語であり、専制君主が君臨する王国、その宮廷を舞台とした物語だ。
ロジオン王国の貴族たち、魔法使いたち、騎士たちと、登場人物が多い。
長編となる物語の第一章であるが、意外なほど、登場人物たちの立ち位置が目まぐるしく変わる。
そのスピードが、読み手を引き込む力になる。

ありがちな異世界からの召喚の魔法に頼ろうとする、黄昏を迎えた国。
その幕引きを、主人公アントーシャはどのように成し遂げるか。
これはぜひとも続きが読みたい。

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長編シリーズの第一巻目。

「国、王家、剣、魔法、召喚、騎士」そして、「忠誠、誓い、信頼、憧れ、裏切り」

中世欧州を彷彿させるストーリー設定は、まさに純ファンタジー!

サクサクとストーリーが展開し、主人公のアントーシャを追っていくうちに、気づけば読了!魔術師たちが織り成す魔法陣がハラハラさせてくれます!

新しい世界が広がったらところで、本編は幕を閉じる。今後の続編に期待大!

頭の中で描いた各キャラクターたち。いつかRPG化してほしい気持ちがあります。

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様々なジャンルの本を読む中でファンタジーはかなり好きです。ただ、日本のファンタジーはいまいちスケールの大きさに欠けるように感じ今まで読みはしても『これは面白いっ』という作品に出会えませんでした。今回、新出版社立上げが嬉しく記念すべき1作目を読ませて頂きました。始めは爵位や登場人物の設定に慣れなく大変でしたが読み進めるうちに自然と物語に惹き込まれ気がつくと読了。特にアントーシャの素敵で可愛らしい魔法がお気に入りに。どのキャラクターも頭の中でイメージを作り易くワクワクしぱっなしでした。ファンタジーは苦手という方に自信を持ってオススメできる壮大で楽しい作品です。

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登場人物が多いのでよくわからなくなってしまい、途中くじけそうになりましたが、キャラクターの個性が掴めてきてだんだん面白くなりました。
巻頭に人物紹介があるので、紙の本だとちょくちょく確認しながら読めてわかりやすいだろうと思います。
表紙もすっきりセンスの良さそうな雰囲気なので、どんな装丁の本になるのかも楽しみです。
まだまだ序盤のようなので、更なる広がりに期待です。

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登場人物が多く、把握するのが大変だった。特に前半は、視点が変わることも多く、人物、状況の把握が難しかった。後半にいくにつれ、人物、状況もある程度把握できたこともあり物語に引き込まれていった。
長編シリーズの1巻目ということで、ラストでタイトルのフェオファーンという名称が作られ、本格的に物語が動き出し始める。

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「純文芸・ハイファンタジー長編小説シリーズ」と銘打たれているだけあって、純文学でも大衆文芸でもいわゆるライトノベルファンタジーでもなく、私は読むのに苦労しました。
ファンタジーは、世界観に浸るのに時間がかるジャンルだと思うのですが、物語の舞台となるロジオン王国の歴史書のように(いわゆる読者向けの世界観の説明のようなものは一切なく)整然とストーリーが進んでいくので、なかなか読むスピードが上がりませんでした。
ただ、魔術師団長のゲーナやその甥のアントーシャといった魅力的なキャラクタに徐々にひっぱられ、後半ようやく物語が動き出したところで続くという、続刊と完結までの期待感を持たせる一冊だと思います。

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最初は雨後の筍のように巷に溢れてる異世界召喚の召喚する側の視点の物語かと思ってなんか新鮮だと思ったけど、これはOpus1の通りに王族と貴族、領民が織りなす物語の序章に過ぎないがこれから胸熱展開が期待できるところで終わってしまったので続きが読みたいのにどこで売ってるのかわからないのが不安になる本でした。

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ファンタジー物はあまり読まないのですが、この本は一気に読んでしまいました。
普通は悪と善がはっきりしていますが、人物設定がどちらにも肩入れができるようになっています。
早く続きが読みたいと思いました。

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中世を彷彿とさせる世界を舞台にした剣と魔法のファンタジーの定番の舞台設定ではあるが、まずは世界観の共有からきちんと描かれている。宮廷内の陰謀によりキャラクターたちの立ち位置がはっきりしてくるが、意外と分かりやすい構図になっている。この辺は読みやすさを取るか物語の深みをとるか好みが分かれるところかもしれない。私は分かりやすさも良いと思う。深慮遠謀・権謀術数が渦巻くといったほどではないが、そこそこの陰謀と正義の味方でいいではないか。こういう物語は勧善懲悪でスカッと読みたいものだから。如何せん、まだまだ序章。この先どのように展開していくか楽しみである。

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物語に引き込まれる前に大量のキャラが出て場面転換するため、誰がどんな立場で善か悪か、状況が把握し辛かった。あと、ファンタジーの為か距離や時間の単位を独自のものにしてるのも、説明がないので読み辛かった。わざわざ変える必要あったか疑問。後半はやっと話が飲み込めて面白くなってきたので、続きも気になります。

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国を揺るがす召喚魔術、吉と出るか、凶と出るか

赤い、美しい装丁が目を引きます。出版社さんの意向で装丁にこだわった…とのことなので、ぜひ紙でも手にとってみたいところ。

物語的に重要な場面ではないと思うのですが、白猫が出てくる場面でほっこりしました。とある登場人物は性格的にどうなの?って人なのですが、猫に優しいとなんかいい人なのかなって思ってしまいそうになりました。描写が細かいので、作者さん猫好きなんですかね。

恥ずかしながら、私は某戦略ゲームや某歴史ファンタジードラマで国家間の事情を説明されてもふーん……とぐらいしか理解できていない、かつ、長編のファンタジーから長らく遠ざかっていたタイプの人間です。

最初は登場人物が多すぎて目が滑ってしまいましたが、物語の目的がしっかりしているので、本筋を追うのに慣れてしまえばあとは物語に身を委ねるだけです。

王家の派閥争いなども主軸になっているので、歴史ファンタジー系の作品が好きな人にオススメです。

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壮大なスケールのファンタジーにして、混迷の時代にどう生きるべきかを真っ正面から取り上げた意欲作! 
作品世界が非常に緻密に作り上げられていて、圧倒的リアリティに唸り、時に涙を零しながら読みました。

人を愛し国を愛するとはどういうことか、自らの本分を全うするとはどういうことなのか、深く考えさせられるとともに、登場人物たちがこの先どのように行動するのか、最後まで見届けたい思いでいっぱいです!

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ロシア文学なみの登場人物の多さと名前の複雑さに面食らったが、最初の章さえ乗り切ればあとはスラスラと読めてしまった。

強大な王国や貴族、魔術師に召喚、異世界……と、腐食ぎみの世界観かと思いきや、それぞれ一味違うアプローチがかけられていて面白い。

何より、領民の平和を心から願う男たちの熱い想いと絆、そして真っ直ぐに突き進んでいく姿は、応援せずにはいられない。

読み進めるほど期待感とスリルが高まり、ページをめくる手が止まらなくなる…。
そんなファンタジー小説の醍醐味を、たっぷり味あわせてくれる至高の一冊だ。

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opsol book社 菫乃園ゑ著
『フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)』読み終わりましたので感想をお伝えします。

ファンタジー系が好きな方は面白いと思います。私はハマりました。登場人物が多く、理解するまで時間かかると思いますが理解してからは一気に読みました。今までファンタジー読んだ事なかった方、男性も楽しめる作品だと思います。長編小説なのでお休みの日にじっくり読むことオススメします。再読したら更に理解出来て楽しいだろうなと思いました。
表紙もシンプルで格好よくて私好みでした。シリーズ第2作目も発売されているとの事でしたので2作品目も読むの楽しみです♪

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登場人物は多いし、独自の用語もたくさん出てくるけど、気づけば、設定の海に首までどっぷり浸かっているのが心地よくなっている。
中世ヨーロッパを彷彿とさせ、剣と魔法と家柄が力を持つ世界観。
古典劇っぽい言葉遣いに、魔術の発動前に長たらしい詠唱が必要な、オールドスクールなファンタジーシリーズの第1作。

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極上のファンタジーでした。
この世界観めっちゃ好き。


絶対的な権力で王様が君臨する王国“ロジオン”が舞台。


私権を肥やす事にばかり夢中で民を省みない王族や貴族達に業を煮やして立ち上がる希代の魔導士アントーシャと地方領主達の戦いの物語。


読み初めは慣れない名前に少々手こずったんですが、読み進める内に丁寧に描かれる物語の世界に一気に引き込まれました。国益の為にと召還魔術を使って異世界から人を呼んじゃおうって所は、異世界物のアニメの呼ぶ側の裏事情をのぞき見ている様で、マニアックに楽しんでしまいました(笑)


一巻目はまだまだ序章に過ぎないようで、この先どんな風に物語が展開していくのがすごく楽しみ。


作中にね、かわいい猫ちゃん達が登場するんですが、魔法使いと猫って似合いますね。




これはアニメ化とかもして欲しいなぁ。
















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国家の陰謀と魔術が交差する王道ファンタジー。
登場人物たちの思惑や葛藤、素敵な魔術まで出てくる読み応えのある物語にページを進める手が止まらず、一気読みでした。
最初は登場人物が多いと感じていましたが、読み進めると気にならなくなりました。
本当に楽しかったし面白かったです。2巻、3巻絶対読みます!!

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かなり壮大なファンタジーで、読み応えがあります。海外の作品かと思うような作風で、こんなファンタジーを日本人が書いたんだと、びっくりしました。1巻なので、内容は序章という感じですが、多くの人物が並行して動いているので、今後それぞれがどのように動き出すのか楽しみです。

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本書もいわゆる異世界ものの一つと言っていいだろう。舞台は、ロジオン王国。この国は今だったら存在自体が忌避されるような国だろう。なにしろ報恩特例法なるものがあり、それを根拠に、自国民を守るべき方面騎士団が略奪の限りを尽くせるというのだから。この国では、召喚魔術を行い異世界からこの世界の理に縛られない者を呼び寄せようと画策していた。これを憂慮した宮廷魔術師団長のゲーナは召喚魔術が失敗するように手を回したが、それは自分の命と引き換えだった。父ともあおぐ大叔父を亡くしたゲーナの後継者アント―シャは、この国を亡ぼすこと決意する。その手段が信仰を使うというもの。しかし、これは両刃の剣だろう。人間はどこまでも愚かな存在で、信仰を使ったところで、結局は新しい権力者が生まれるだけなのだ。
 普通の異世界ものだったら、召喚自体は最初に簡単に扱われて終わりなのだが、この作品では召喚魔法自体が大きな比重を占めている。さて、続きが気になるが、どのような展開を今後見せていくのだろう。

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日本のファンタジーとしては壮大ですばらしい作品です!最初読むのに難しいかなと感じながらでしたがぐんぐん引き込まれていきました!主人公のアントンがどんどん成長し、最高の魔術師になっていく様がすごくよかったです!革命と復習のファンタジー!映像化してほしい作品です!

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骨太ファンタジー。よくある異世界召喚ものに待ったをかける一冊。これは、そのほか異世界ものと並べると面白そう。たしかに召喚される側としてはたまったもんじゃないしなぁ…。貴族や王妃たちの陰謀で事態は二転三転するのが面白く、陰で暗躍する魔術師も主役としては応援しがいがある。

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